幼少時の自分を語るときに「私は、母から抱っこしてもらえなかったんです」って言う方も、実は多いんです。
こんなにおっしゃるクライアント様に出会うと、三人の子育て経験の私は俄然気合の入る、ハッピーカラーのかじや玲子です。
「母から抱っこしてもらえなかった」って、ちょっと聞くと可哀そうな子に感じがちなこんなセリフ、奥さん、そうアナタ、あなたも言ってることありませんか?
でも、でも、でもですよ、ちょっと待って!
少なくとも、子育てした方ならお分かりになるはず。
子育て中に、子どもを抱っこしないで育てる方法ってありますか?
むしろ、子どもを抱っこしないで育てる方法があるなら、教えて欲しいわい!
まず普通の家庭(乳母、女中、メイドのいない家庭)、なら、母親はむしろ抱っこしっぱなしで、もう肩はコリコリですわ。
またもや私の話になりますが、私も三人の子育て中は、いつも背中におんぶしっぱなしでしたよ。
だから肩がたくましくなった!
と言うより、おんぶするのに非常に都合の良い、がっしりしたいかり肩だったので、おんぶはラクだったというだけなんですがね・・・・。
それでも、毎日毎日のおんぶは重労働でしたよ。
でも子どもが大人しくしてくれるなら、もう、少しくらい辛いのは耐えられるんですよ、母親ってね。
これを、「無償の愛と人は呼ぶ」なんて自画自賛したところで、さて、お話しを戻して、ではなぜ「私は抱っこしてもらえなかったんです」なんて思い出を語るんでしょうね?
それは、またまた脳の勘違い登場!
私達って、「当たり前は認識できない」ので、毎日当たり前に抱っこしてもらったことは記憶に残りにくいんですね。
でも、時々しか抱っこしてくれなかった父親、祖父母などは、時々なので印象に残って「お父さんは優しかった、いつも抱っこしてくれたから・・・」などと言っていることって多いんですよ。
だからあなたもひょっとして、抱っこしてくれなかった母親を恨んでいるとしたら、案外、勘違い、思い違いってこともあるかもしれませんよ。
そして、下の兄弟が母親に抱っこしてもらっているのを見て、「私は抱っこしてもらえない」と思い込んだのかも?
でもこれは抱っこしてもらえないのは当たり前。
だってあなたはもう、抱っこされる年では無かったから。
もうこんなに種明かししてしまうと面白みが無くなるけれど、でもあなたは本当は、お母さんに愛されていたんですよ。
だってあなたが我が子を一生懸命育てているのなら、あなたのお母さんもあなたを一生懸命育てたはずですよ。
なぜなら、人は、してもらったことしか、してあげられないから。
お母さんはあなたの中に生き続けているんですね、例え亡くなっていても。
こんな風に、自分の幼少時の思い出って、「それって、本当?」って、一度疑ってみると人生が生き易くなるかと思います。
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