一緒に同じT.V番組を見ているのに、あとで相手とその番組の話をすると
「あれっ?そんなシーンあったっけ?」、
「あれっ?そこに反応する?」など、
???が付くことって多くないですか?
実は私もこれと同じ体験をしたばかり。
私がその番組内でずっと集中して観ていたのは、
登場人物の思考の仕方、
その思考が育まれたであろう、幼少期のその人の育った環境、
そこから来るであろう行動の仕方、
コミュニケーションの仕方・・・・などなど。
かなり、インテリっぽいでしょう(笑)。
と言うより、カウンセラーと言う職業病なんですが・・・・。
でも一緒に観ていた相棒が一番反応したのは、
何だと思います?
もう私は愕然としましたよ。
何んと、その登場人物が番組内で食べていた“エイの干物”!
えっ、“エイの干物”????
そこに反応する?
(写真はエイの干物)
その栄養価が高いだの、
どこに行って買えばいいだの、
「美味しいよね~」と、昔食べたときの味の感想・・・・などなど、
とうとうと、のたまうのである。
あなたにもこんな体験ありませんか?
もう笑っちゃうくらい違う二人!!!
実はこんな風なことが、私たちの日常には当たり前に起こっているんですよね。
ともすると、自分の見ている景色を
相手も同じように見て、
同じように感じていると思いがち。
だから、同じような感想を喋ってくれないと、
「この人とは気が合わない!」、
「喋っていてもイライラする」など思っってしまうってこと。
でもね、この考え方って大きな勘違い!
ほら、よくある夫婦の離婚時の定番セリフ。
「性格の不一致」ってのも、
根本はこんな勘違いが元なのかもしれませんよね。
人は見たいように見て、
聞きたいように聞いて、
感じたいように感じている。
ただ現象があるだけ。
それに勝手に意味づけしているのは、自分。
ガ~~~~~ン!!
他にも、こんな言葉もありますよね。
「私の常識は、あんたにとって非常識。
あんたの常識は、私にとって非常識。」
これくらいに思っていれば、
自分の見方、考え方を相手に押し付けることが無くなり、
相手を認められるようになる。
そして結果、自分も認められる。
だから、とってもラクな関係になるってわけですね。
特に、パートナーとの関係にギクシャクしている方も、
「妻の常識は、夫にとって非常識。
夫の常識は、妻の非常識」は、お勧めです。
でも「言うは易し。行うは難し」。
これができていたら、私だって離婚なんぞしなかったのかもですからね(苦笑)。
言われていること分かるんだけど、
「でも・・・、だって・・・・」ってまだ言いたい時には・・・・?
それはそれは・・・・。
今日は長くなるのでここまでとして、
次回にこの続きをお届けします。
乞うご期待!