ピンクのリボンのギフトに、ウキウキるんるん気分のハッピーカラーのかじや玲子です。
やっぱり、何てったってピンクはいいですよ。
私も女性の端くれ、季節が春ともなればなおさらのことですわ。
でも、女性なら誰しもがピンクを好きかって言うと、抵抗される女性も時にはあるんですよ。
私は仕事柄、お客様に顔移りのいい色を見つけるパーソナルカラー診断をすることもあるのですが、診断結果でピンクがお似合いの方って、結構多いんですよ。
以前、年配の方を診断した時に、その時のその方のファッションが定番カラー(白、黒、茶、ベージュ、グレー・・)だけで、印象が老けて寂しそうでした。
でも診断すると、余りにピンクがお似合いになるので「どんどん日頃のファッションにピンクを取り入れてくださいね」とお伝えしたら、何とビックリ!
「ピンクはいっぱい持っているんですよ。でも着て出たら、人になんて言われるか・・・。もう歳ですからね」とお答えになったのです。
もう私は、腰が抜けるほどビックリしましたよ。
自分のたった一度の人生を、周りの目を気にしながら着たいものも我慢して、何となくみんなと同じ格好をして生きて行くなんて・・・・あ~勿体ない勿体ない!
どうですか?
こんな年配の方って、特に日本人には多いように感じません?
ちょっと聞くとこの方って、人から噂されて可哀そうな被害者って気がしませんか?
でもでも、とんでもない!
本当は、加害者なんですよ。
どうしてか?
それは、日頃周りの人のファッションを見てこの方自身が心の中で、「まぁ、年甲斐もない格好して・・・・。若づくりしちゃって・・・」などと思っているってこと。
そうすると今度はどうなるか?
自分が着たい色、着たいファッションをすると、周りの人が自分と同じことを言いそうに感じて、着たいものを着れなくなるというだけのこと。
ブーメランの法則ですね。
自分の投げた言葉(心の中で声に出さなくても言っているのと同じですぞ)は、廻りまわって自分に返ってくるという宇宙の法則ですな。
じゃあこの方はどうしたらいいのか?
日頃から、自分の着たいもの、やりたいことなどを我慢せず、自由に人生をのびのびと楽しめばいいんです。
そうすれば、例え隣の90歳になるおばあちゃんがショッキングピンクを着てたって、何にもイライラすることなく「イエ~ィ!すっごくステキ!」って心から手放しで喜べるようになるんです。
そうすれば、結局自分がラクになるんです。
人の生き方をとやかく誹謗中傷するのは、結局自分が損するってことですね。
何でも我慢せずに、「私は私!」で楽しく生きて行く、開放感いっぱいの自由な人生って素晴らしいと思いませんか?
ファッションも着たいものを着てください。
それにここだけの話、大きな声では言えませんが、そんなにあなたが思うほど、人はあなたを見ていませんから・・・・。
さぁ、梅にめじろも飛び交うほどの春です。
どんどん明るく元気に毎日を楽しく過ごしましょうね。