6/04北九州市立西部障害者福祉会館にて、今月の「ハッピーカラーレッスン」を開催しました。
対象は、視覚障害の方々で、全盲、中心視野が欠如している、暗い場所が見えにくい等など、障害の程度は色々。
今回は、アートワークセラピーを体験していただきたくて、広いロール紙にファシリテーター私の指示に従って自由に表現していただきました。
この会は、ハッピーカラー主催の、メンバーさんと楽しく色を体験、学んで行くボランティアグループなので、
少し実験もかねて、もちろんメンバーさんにはお断りして、本日は「見えていなくても手にしたクレヨンの色は判るのか?」というテーマで進めました。
で、結果は、かなりの確率で見えなくても塗っている色を判別できるということが分かりました。
色は電磁波でそれぞれの周波数を持っているので、感覚的に鋭ければそれぞれの違いを見えなくても判別できるはずだという私の仮説で進めましたが、外れてはいなかったのではないかと思います。
合計五色(赤、青、黄色、緑、ピンク)塗り進めて、皆で正解率を楽しみました。
これをきっかけに、日常での感覚をより一層鍛えていただければ、もっと感性が豊かになり、感動も増えることでしょう。
それにしても、視覚障害の方は皆さんとってもオシャレ。
これも、日ごろの見えないからこそオシャレにしておきたいという意識の表れですね。
素晴らしい!
このようにして、毎月一回(第一土曜日13時半~15時半まで)西部障がい者福祉会館(八幡西区黒崎)にて、視覚障害者の方に向けてのカラーレッスンを開催しています。
この会に参加希望の方は、お気軽にこちらにお問い合わせ、お申込みください。